
16年勤務した職場を退職し、約1年子供との時間を増やしてから、また正社員で仕事復帰しました。
40代半ばで正社員で採用していただけたことは感謝だったので、精一杯頑張るつもりで入社しました。
私より2週間早く入社した中途の男性もいました。
驚くほどマニュアルもルールもない会社だったので、やるべき項目だけ伝えられ、あとは自分で考えてやっていくというスタートでした。
最初は戸惑いましたが、マニュアルを作りながらこの会社のやり方というものを私が作ろうと気合を入れて取り組みました。
が、次第に違和感を感じるようになります。
次第にというより、入社後すぐに感じたのですが、この会社で定年まで頑張るつもりだったので、違和感を感じてしまうといられなくなるという思いから頭の中の違和感を消し去るように無意識に努めていました。
入社2日目、同時期入社の新人男性がものすごく怒られていました。
その怒られ方が嫌~な感じで、意地悪に感じました。
でもその新人男性は、言葉は悪いですがかなり出来ない方だったと思います。
なので仕方がないかなという気持ちもありました。
それにしても怒られすぎだなぁ…同じ新人があんなことになっているのを見るのは辛いなぁ…私も何かしでかしてしまったらあんな目にあうのかなぁ…。
そうこうしていたら、新人男性が出社しなくなりました。
そのまま退職。
周囲からあんな目で見られていたら当然のことでした。
新人男性がいなくなってからは、大声で聞いていられないような悪口が飛び交いました。
人間って怖いなと思いました。
一般的には上長は部下が人の悪口を言っていたら止めるものなのに、その上長が筆頭に悪口を言う。
取り巻きも一緒になって言う。
私のチームはマネージャー1人、社員1人、アルバイト1人と私という4人構成でした。
元々いた3人全員が心に悪意を持った人間でした。
退職した新人男性にもたくさん非があったので、仕方がないと思うようにしていました。
ある会議でも、まだその男性に対しての悪口が止まらないので、私はつい「あの男性にも大きく問題はあるが、経験が不足していたからだと思う。もう少し育ててチャンスを与ええるべきだったのでは」という趣旨の発言をしてしまい、そこから私への風当たりも強くなってしまいました。
でも私は間違ったことは言っていない、この会社で仕事を続けるならば、少しずつこの悪い習慣を自分の力で断ち切っていけたら居心地も良くなるだろうと前向きに捉えていました。
でも私が思う以上に職場の悪意が強烈で、徐々に私の心も落ちていきました。
プライベートも色々とあって順調ではないのに、これからの人生を捧げようと思っている会社もこんな状態か…。
ここは私の終の棲家ではない。
唐突に答えが出ました。
就業規則では退職の2か月前に申し出が必要となっていましたが、退職を申し出た時点で私も新人男性と同じ目にあうことは目に見えていました。
あれは耐えられない。
強く、即日退職の希望を出しました。
人事部にも直接申し出て、なんとか受理されました。
その日の午後は引継ぎとなり、風当たりがきついったら。
手が震えていました。
この年にもなってこんな目にあう?と笑いそうにもなりました。
最後に逃げ出すような退職をしたら人生の汚点となると思ったので、きっちりと最後まで引き継ぎをし、あいさつ回りをして、終了しました。
会社を出るとき、これで解放されるとホッとしたのですが、帰宅時からだんだん体が震えてきて、帰宅してもずっと止まらず、夜眠ろうとして目をつぶると会社の人たちの顔が出てきてしまい、全く眠れないという日が3日続きました。
思っていたよりも精神的に参っていたのだなと実感しました。
この会社でやっていかなくちゃと思っているときは感じないように思考停止していましたが、解放された瞬間に一気に襲って来ました。
前職でも眠れなくなることがあり、メンタルクリニックで薬をもらっていたのでそれを久しぶりに飲み、やっと眠ることができました。
私がいたチームは人が定着せず、だいたい病んで辞めていくという話は聞いていたのですが、私は大丈夫だと思い込んでいました。
最後に改めて人事部より電話があり、チームに問題がありますか?と調査されました。
あまりに定着しないから、職場に問題があるのではと人事部も疑っているようでした。
でももう関わりたくなかったので、詳しくは言わず、プライベートが忙しくなったので…と言って電話を切りました。
あの環境を私の力で変えられなかった。
悔しい実績として、人生に残ってしまいました。
退職から1週間経過しましたが、まだ1週間なのにあの会社にいた実感がなく、夢のように感じます。
さて、後ろを見るのはここまで。
ここからどうするか!
今回の職場では、土日も仕事があり、自分の休日でもメールが来たら返さなければならず、「休日」という感覚が全くない状況でした。
子供と遊んでいても常に会社携帯を見ている。
これは私の望む人生ではないことは確かでした。
今後自分が望む人生がハッキリしてきたように思います。
・責任のある、やりがいのある仕事に熱中する時期は終わった。
子供と仕事を両方100%頑張る体力も気力もなくなった。年齢には逆らえない。
・今までは稼いで遊ぶ、を繰り返してきたけど、これからは楽に働いて節約するモードに切り替える。
・でも、ずっと夢だった”独立”の実現には100%の力を注ぐ。
独立のため、コンサルをつけて動き始めることにしました。
どうなるのかは未知数ですが、何もやらずに後悔はしたくない。
会社のために頑張れる私はもう消え去ってしまいましたが、まだ自分のために頑張れる余力は残っている。
この力さえなくなってしまったら終わり。
当面は派遣社員で働いてみようかなと思います。
MBOやらなんやらのしがらみがなく、目の前のことをこなして帰るだけという仕事をやってみたくなりました。
「単調で暇」と言ってみたい。
年収はかなり落ちるけど、節約をしながら、自分の夢に向かって頑張っていこうと思います。
ストレスだった2ヶ月を救ってくれたものの一つが、このシロカ全自動コーヒーメーカーです。
リーズナブルでスタイリッシュで味もGood。
毎日、帰宅後に息子が入れてくれるコーヒーが本当に幸せでした。
